
院長松浦豪
久留米大学医学部卒業後、同大学大学院に進み整形外科疾患と免疫に関する研究に従事。修了後は関連病院での勤務を経て、1997年に松浦整形外科医院を開業。それまでの経験を生かし地域への医療貢献を果たすため日々診療を行っている。
豊富な診療経験を生かして
より良い医療の提供をめざす
私は兵庫県神戸市で生まれ、高校生まで神戸で暮らしていました。親の勧めもあって医師への道を志し、久留米大学医学部に進学。卒業後は大学院に進み研究に従事しました。
整形外科では、自己免疫疾患であるリウマチとの関連性が特に強く、当時はまだ今のような良い薬もなかったため、人工関節の手術が必要になる患者さんも少なからずいらっしゃいました。そういった方のお役に立ちたいという思いを強くした私は、一生懸命勉強して人工関節の手術にも多く携わらせていただきました。
幸いにも先輩後輩に恵まれ、またこの久留米は衣食住が自分に合っていたことから、結婚後もこの地に落ち着き、1997年に当院を開業いたしました。それ以来地域の皆さんにより良い医療を提供するため、職員と一丸となり努力を続けています。
整形外科はもちろん、リウマチでお困りの方がいらっしゃればいつでもお待ちしています。また自分自身スポーツが大好きなこともあり、スポーツ外傷の治療にも力を入れています。困ったことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
医師松浦充洋
久留米大学医学部卒業後、聖マリア病院、久留米大学病院などの整形外科に勤務。現在は久留米大学病院に勤める傍ら、非常勤医師として松浦整形外科医院で診療を行う。日本整形外科学会整形外科専門医。
父の背中を見て医学の道へ
得意分野の診療で地域に貢献
父が当院を開業した時、私は10歳くらいだったと思います。診察している姿を見る機会は多くありませんでしたが、医師という仕事に情熱を注いでいる父を尊敬していました。自分も医師をめざしたのは、もちろん父の影響もありましたが、人と接する仕事がしたいと思ったことも理由の一つでした。
そして父の母校である久留米大学医学部へ進学し、卒業後は主に聖マリア病院と久留米大学病院の整形外科で研鑽を積みました。そこでは急性期から慢性期までの臨床だけでなく、医学部の学生への医学教育に携わる機会も得ることができました。
現在は久留米大学病院で重度四肢外傷、手外科治療を専門的に診療する傍ら、関連病院の川崎病院、柳川リハビリテーション病院でも診療を行い、当院では月2回土曜日に診察しています。
診療においては、骨粗しょう症やロコモティブシンドロームなどの予防医療の大切さをお伝えしながら、地域の方々に貢献ができればと思っています。できるだけわかりやすい説明を心がけていますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
患者のQOL向上を
めざす
運動器(体を動かすための器官)の機能的改善を重視した治療を行い、患者さんのQOL(生活の質)向上をめざします。
最小限の検査で患者に
寄り添った診療を実践
当院では、症状に対して必要だと判断した検査のみを行います。不必要な検査をお勧めすることはありません。
「内服」「注射」
「リハビリ」が3つの柱
患者さんの症状に合わせ、内服、神経ブロック注射、理学療法士と連携したリハビリの3つを組み合わせて治療します。
子どもから高齢者まで
幅広い年齢層を診療
「より正確な診断、より質の高い医療、より安全な医療」をモットーに、子どもから高齢者まで幅広い年代を診療しています。
漢方薬で
改善をめざすことも
通常の薬ではあまり効果が見込めない症状などには、漢方薬の内服で改善を試みることもあります。
医師と理学療法士の
チームワーク
リハビリは理学療法士との連携で行い、前後2回のカンファレンスで細かく評価し、今後の治療に役立てます。
整形外科
整形外科でもっとも多い主訴が「痛み」です。その種類や原因となる疾患は幅広く、小さなお子さんであれば側弯症や亜脱臼、中学生以上になるとスポーツ外傷、中高年なら首・肩・腰などの痛みやしびれ、そして高齢者なら骨粗しょう症による圧迫骨折、変形性膝関節症などさまざまです。当院ではそれぞれの症状と痛みの度合いに応じて適切な治療を行います。
リウマチ科
リウマチの治療は「基礎療法、薬物療法、リハビリ、手術」が基本です。現在は人工関節手術の回避が期待できる生物学的製剤も使えるようになりましたが、保険適用でも高額なことがネックになっています。そういったことも含め、患者さんと相談しながら治療法を選択します。リウマチは早期からの治療が重要なので、痛みやこわばりなど違和感を感じたら、早めの受診をお勧めします。
リハビリテーション科
当院の2階には、広いリハビリルームを設けてあり、理学療法士のサポートのもとでのリハビリが可能です。高齢になるほど転倒による骨折や、骨粗しょう症による圧迫骨折のリスクが高まります。そうならないための予防としてもリハビリは有用です。通院が困難な方は、介護保険を利用した通所リハビリ(デイケア)もご利用いただけます。
手・肘の疾患
松浦充洋先生は、一般外傷を主軸にサブスペシャリティーとして手・肘の疾患・外傷について専門的に学んだ手外科のプロフェッショナル。手のしびれや痛みの治療や、外傷により欠損した組織の修復、粉砕骨折の整復、先天異常の治療などを実施し、手術が必要な患者様にはわかりやすく説明した上で、手術を担当させていただくことも可能です。
検査・予防接種
当院では、症状に対して必要な検査のみを実施していますので、安心して受診していただけます。検査に関する詳細は、医師よりご説明します。検査機器としてはエックス線検査機、骨粗しょう症測定機器を導入し、即時に測定結果をお知らせすることができます。またインフルエンザの予防接種も実施し、毎年10月下旬から11月初旬より予約を開始しています。
医療法人 松浦整形外科医院
JR久大本線 久留米高校前駅